流しそうめんのルーツを調べてみると余計に流しそうめんが好きになる

夏になり、暑くなるとそうめんが食べたくなります。

そうめんの中でも流しそうめんは、水とそうめんを流して食べるので、より涼やかで暑い夏にピッタリのメニューと言っても過言ではありません。

流しそうめん

は、夏らしく風流なそうめんの食べ方です。

色々なメーカーから色々な機械が発売され、特別な日でなくても、簡単に家庭で流しそうめんを食べることが出来ます。

流しそうめんが身近になったからこそ、流しそうめんのルーツが気になり調べてみました。

流しそうめんのはじまりは宮崎県の高千穂町という所です。

昭和30年生まれの意外と新しい食べ方です。

暑い夏の野良仕事の際に野外でそうめんを茹で、竹と高千穂峡の冷水を利用して涼を得た光景から、思いついたと言われています。

流しそうめんはなぜ流すのか?

夏のそうめんは冷やして食べるのが一番美味しいですが、昔は今と違って簡単に冷水を作ることができませんでした。

冷蔵庫や製氷機などの文明の利器があるわけではないので、冷たい水といったら自然の湧き水や井戸水です。

湧き水や井戸水は地下から湧き出るので、夏は冷たく冬は温かいと、不思議と自然の気候と逆になっています。

昔の人たちは、その自然の不思議で気温と逆の温度の湧き水や井戸水を使って夏はそうめんを冷やして食べていました。

野良仕事のとき、竹を器にして、そうめんと冷たい湧き水や井戸水を入れて食べていたのが流しそうめんのルーツと考えられています。

家庭でそうめんを食べる時に、水道水にそうめんを浸けているだけでは、暑さで水の温度が上がってぬるくなってしまいます。

ぬるくなってしまってはそうめんはおいしくないので、水を流す事によって水温を長く、冷たく保つことが出来ます。

そこから水とそうめんを一緒に流して冷たさを保ち、流したそうめんをすくいながら食べるという流しそうめんの形になってきたのです。

流しそうめんはそうめんを冷たいまま食べ続けるために考えられた食べ方です。

「流しそうめん」と「そうめん流し」は一緒なのか違うのか?

「流しそうめん」を調べると、「そうめん流し」というワードもたびたび出てきます。

「流しそうめん」と「そうめん流し」は一緒なのか違うのか?

「流しそうめん」と「そうめん流し」はルーツが同じなのかも調べてみました。

「流しそうめん」は冷たさを保つために湧き水や井戸水で竹筒などを流し食べる事を言い。

「そうめん流し」は人工的に水流を作り、テーブルの周りを流れる水流で食べる事を言うそうです。

「そうめん流し」のはじまりは鹿児島県指宿市の唐船峡で、唐船峡の清水は大量に湧出するので、昭和37年に観光アピールとしてそうめん流しが始まりまったようです。

「流しそうめん」のはじまりは宮崎県高千穂町、「そうめん流し」のはじまりは鹿児島県指宿市、似てるようでふたつは少し違うもののようです。

流しそうめんの機械

自宅で簡単に流しそうめんの機械で流しそうめんが出来るようになったことから、流しそうめんの発祥と歴史について調べてみました。

調べた結果、世間で出回っている「流しそうめんの機械」はほとんどが「そうめん流しの機械」であったということ。

もちろん我が家にあるのも「そうめん流しの機械」でした。

身近になったからこそ、流しそうめんのルーツが気になりませんか?色々、流しそうめんのルーツを調べていくうちに、私達が流しそうめんと思っているものは、「流しそうめん」と「そうめん流し」の二種類あると言うことがわかりました。

まとめ

世間で身近で手軽にそうめんを楽しめる「流しそうめんの機械」、スライダー式や流れるプールのように回り続ける機械。

色々なメーカーや種類の機械が発売されています。

流しそうめんが身近になったことにより、発祥が気になり、流しそうめんの歴史を調べてみると、現在身近にある「流しそうめんの機械」仕組みがそうめん流しであるものが多いという事がわかりました。

流しそうめんもそうめん流しもどちらも歴史をわかったうえで、日本の暑い夏を乗り切るのに楽しみたいと思います。

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