恵方巻の作法は守らなければいけないのか?

今年も恵方巻の時期になってきました。

恵方巻は関西の方から始まった風習のようで他の地域出身の方にはここ数年で浸透してきた行事です。

食べ方の作法も独特ですが、恵方巻の作法は守らなくてはいけないのか?

恵方巻は恵方(その年の方角)を向いて、切らずに無言で食べ切るというのが主流の食べ方の作法になりますが、なかなか太巻を切らずに無言で一本食べきるのは大変です。

恵方巻の作法は守らなければいけないのか?

どうして恵方巻の作法はあるのか?

もっと美味しく簡単に食べることが出来ないのか調べてみました。

恵方巻の作法1

まずはその年の恵方をむいて食べることです。

恵方はその年の福をつかさどる「歳徳神」がいるとされている方向です。

その神様がいらっしゃる方向をだけを見て食べることで、縁起が良くなると言われていますよ。

よそ見をしてはいけません。そうでないとご利益を得ることが出来ないそうです。

恵方巻の作法2

恵方巻は黙って食べる事!

「黙って願い事を思い浮かべながら食べること」。

恵方にいる神様にお願い事をするのですから、神社などでお参りをして願い事をするのと同じように黙って集中して願い事をしようということです。

恵方巻きを食べている間はお祈りの時間だということですね。

丸ごと食べ終わるまで、静かに恵方巻を全部食べましょう。

黙って願い事を頭に浮かべながら食べることで、運が逃げず願いがかなうと言われていますよ。

恵方巻の作法3

恵方巻は切らずに一気に食べる事!

恵方巻は大きいため、食べやすいように切って食べたいと思う人も多いことでしょう。

これには「縁を切らない」という意味があります。

一本をがぶっと一気に食べましょう。

途中で休んだりすると、やはりご利益がなくなってしまうそうです。

食べる前に恵方を向き深呼吸をして。

食べ終わるまでそのままの方向を向き、一気に一本食べてください!

まとめ

「恵方巻」を食べるときは、このような3つのポイントがあります。福を招くためにも、これらのポイントをしっかり守って「恵方巻」を食べるとよいとされています。

しかしそもそも「恵方巻」というのは、地方の民間の習俗が元になっているので正式なルールなんていうものもないんですね。

最後まで恵方を向きながら切らずに無言で食べ続けないと、本当に願いが叶わないのか、というと実際にはそうでもないようです。

お願い事する相手は神様です。

神様はこうしないと願い事は叶えないというような心が狭い事は思わないでしょう。

恵方も大体で大丈夫です。神様はそんな細かい事は気になさらないでしょう。

願い事を思い浮かべる間だけ黙っていれば、その時間が一口二口食べる時間でも大丈夫です。

しっかりお願い事をした後は家族で会話を楽しみながら食べましょう。

3つ目の切らないで一気に食べる。

これは高齢者や小さい子供は喉を詰まらせる原因になりかねません。

食べやすい大きさに切って美味しく食べましょう。

縁が切れてしまうと不安になるようでしたら、「良縁が切れる」ではなく「悪運を切る」と考えて下さい。

 

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